こんなことがわかる
このまま保育士を続けるべきなのか、悩んでいる保育士さんいませんか?
保育園の仕事は、責任が重く、人間関係の闇が深く、仕事量も多い大変な仕事ですよね
「保育士以外の仕事がしたい」と思っても、未経験の仕事にチャレンジするのは勇気がなくなかなか踏み出せない人もいると思います。
でも、大丈夫!仕事に対する責任感が強く、コミュニケーションスキルも高い保育士さんは、異業種でも働くことができます!
ただし、専門性が高い保育士の仕事から異業種への転職は、注意も必要です。これから記事で紹介するデメリットに気を付けないと、転職後に後悔する可能性があります。
この記事をよく読んで、転職したい理由や、次はどんな仕事がいいのかよく考えてみましょう。その上で、自分に合った仕事を探せば、充実したライフワークを送ることができますよ!
この記事でわかること
保育士から異業種へ転職したい理由は?
資格職である保育士から「異業種に転職したい」そう考えている保育士さん。
「同僚は保育士の仕事を続けたいと言う人がほとんどで、異業種に転職したい人が身近にいない」、「自分の抱えている退職理由は自己中心的なんじゃないか…」と、悩んでいませんか?
あなただけじゃありません。
あなたと同じように、保育士から異業種に退職したいと考える人は多くいます。
こちらは令和4年に東京都の保育士さん約5万人に調査した「退職意向の理由」の結果です。(複数回答可)
保育士退職理由ベスト5
- 給料が安い
- 仕事量が多い
- 労働時間が長い
- 職場の人間関係
- 他業種への興味
1位~4位までは、保育士の仕事の特徴とも言える理由が並んでいます。
この結果から、保育士としての仕事への不満が理由で退職を考える人が多いことがわかりますね。
そして、他業種への興味は全体の28.9%となっています。
このアンケートに答えた退職したい保育士の3人に1人が、「他業種への興味」を退職理由にあげていることになりますね。
異業種への興味が理由で保育士を退職することは、ごく当たり前のことだというのがわかります。
保育士から異業種へ転職するメリット・デメリット
保育士から異業種へ転職を考えるときには、メリットとデメリットを知った上でよく検討することが必要です。
それぞれ解説していきますね。
保育士から異業種へ転職するメリット
固定の勤務時間の職場へ転職することができたら、シフト勤務から解放され、規則正しい生活を送ることができます。
サービス残業や持ち帰りの仕事がなくなり、今よりプライベートな時間が増えるとワークライフバランスが整うでしょう。
新たな業種の仕事では、スキルや知識を身につけることができ、スキルアップを活かして更なる転職が期待できることもメリットです。
保育士から異業種へ転職するデメリット
保育士として経験を活かせる職場もありますが、未経験の職場は初心者からのスタートになります。ゼロから仕事を覚え、スキルを習得するまでは時間と労力がかかるでしょう。
また、未経験の職種に転職するわけですから、はじめは「非正規社員としての採用」あるいは「新卒と同じ給料からのスタート」といった待遇になる可能性もあります。
「転職しない方がよかった」と後悔することがないよう、自分に合った仕事はなにか、自分のスキルや経験を活かせる仕事はあるか考えていきましょう!
保育士から異業種へキャリアチェンジ!おすすめの仕事
保育士からの転職でおすすめの職種はこの4つです。
保育士からキャリアチェンジ:おすすめ
- 営業
- 介護
- IT関連
- 事務
保育士から次の仕事①営業
コミュニケーションスキルが高く、周囲と信頼関係を築くことができる保育士さん。
その経験を活かせるのが営業職です。
営業職なら、基本給に売り上げや手当などがプラスされる場合が多いので給料アップも見込める可能性があります。
保護者対応や、保育園での人間関係で培ってきた対人スキルが活かせますよ。
営業の仕事は、転職エージェント「LHH」で探すのがおすすめ。営業分野に特化したコンサルタントさんが希望条件に合う仕事をみつけてくれますよ。
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保育士から次の仕事②介護
給料面や人手不足な職場環境が、保育の仕事と似ていると言われることがある介護の仕事。
責任があり、人と関わる仕事という共通点が似ていますよね。
介護士の資格を取得し、その後ケアマネージャーを目指すなどキャリアアップも見込めるでしょう。
介護の仕事は、「かいご畑」で探すのがおすすめ。未経験からできる介護の仕事がみつかりますよ。
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保育士から次の仕事③IT関連
パソコンで月案や週日案、ドキュメンテーションを作るスキルが身についている方は、IT関連への転職も考えてみてはいかがでしょうか。
「保育士からIT関連への転職って難しそう」そう思いがちですが、実は未経験でも採用されるケースが多いです。
人と関わるのが少ない職場や、在宅勤務ができる職場もあるので、「人間関係に疲れた」という保育士さんには向いていると思います。
スキルを取得してIT関連へ転職するには
現役エンジニアから学べるプログラミングスクール「テックアカデミー」がおすすめ。 自宅でオンラインで学ぶことができ、転職の支援も受けれます。
保育士から次の仕事④事務
事務の仕事は、コツコツ仕事をしているように見えて、職場全体のチームワークも大切です。
チームとして働く保育士には、職場全体をサポートする事務の仕事も向いていますね。
事務の仕事探しは「マイナビキャリレーション」がおすすめ。「無期雇用派遣」という新しい働き方で、スキルを身につけながらキャリアアップを目指せますよ。
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保育士から次の仕事④接客
「保育の仕事からは離れたいけど、人と関わるの仕事がしたい」という方は、接客の仕事がおすすめです。
飲食店や、レジャー施設では、あなたの持っているお子さんと対応するスキルが役に立ちますよ!
臨機応変に対応するシーンが多いので、保育の経験で培った判断能力が活かされるでしょう。
【Q&A】保育士から異業種へ転職:よくある質問
Q 保育士から異業種に転職できる?
わたしも、保育士から事務へ転職しました
Q 保育士の経験は役に立つの?
A 保育士の仕事で培った対人スキルや、コミュニケーションスキルは、どの職業でも役に立ちます。
Q 保育士から異業種に転職した人の体験談が知りたい
A 未経験からの事務仕事探し「マイナビキャリレーション」には、幼稚園の先生から事務に転職した方の体験談が掲載されています。休日出勤や残業が多い幼稚園の先生から、プライベートの時間を確保できる事務の仕事への転職に成功したそうですよ。
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【退職理由の伝え方】円満退職をしよう
保育園で働く正職の保育士さんは、ほとんどがクラス担任を持っていますよね。
退職をする際には、できるだけ年度末で退職するようにしましょう。
「保育園から保育園」への転職より、「保育園から、保育士以外の仕事」への転職の方が、退職をする旨は伝えやすいはずです。
「保育の仕事は好きだけど、かねてから興味があった他の仕事がしたい」など前向きな理由を伝えるとよいです。
たとえ仕事内容や人間関係、保育方針に不満があったとしても、あたりさわりのない退職理由を伝えて円満退職するのが望ましいですね
【保育士から異業種へ転職】まとめ
保育士の仕事を辞める人、辞めようと悩んでいる人はとても多いです。
「保育士しか経験がない」と思いがちですが、保育士の仕事には多くのスキルが備わっています!
未経験からの転職は不安だな、そう思う人も多いと思います。でも、今一歩踏み出さないと、これから先も未経験のままです!
保育士として頑張った経験は、新しい仕事でも活かすことができます。
今一歩踏み出すことで、仕事もプライベートも充実した明るい未来が待っていますよ。
監修者情報
この記事は、キャリアコンサルタントの田邉 健さんの監修を受けています。
- 新卒で大手人材会社へ入社し、人材コーディネーターや採用、育成などを担当。
- 現在は独立し、カウンセリングやメディア発信など幅広くキャリア支援に携わる
- 資格【国家資格キャリアコンサルタント】(登録番号19005362)
- 【運営メディア】よちきゃり派遣